冷たく 体を包む あふれた水達
彼等を透かした光 見放されたかのよう
沈んでいく
ぶくぶくと 泡につつまれて
沈む
「 先輩、知ってますか? 」
「 人魚姫の終わり 」
「 好き 」
「 水泳部は任せてください 」
「 先輩たちが卒業したら、2人だけだね 」
「 わからないよ! 全然わからない! 」
「 ねぇ、どうして? 」
「 ……ぶいんぼしゅう 」
「 お前、入部希望の奴か!? 」
「 我らが水泳部、いつでも誰でも入部者大歓迎よ 」
「 どうして泳ぐの? 」
「 きっと、居場所なのかな 」
「 僕は水泳部にいるべきではないと思うんです 」
「 先輩はいいひとです 」
「 まかせろ! 」
「 あいつは、水泳部が好きなのよ 」
「 家族みたいだ 」
水泳部の3つの物語
現在、公開未定